土鍋 ご飯 くっつく アイキャッチ

土鍋にご飯がくっつくっていうのもおこげくらいならイイのですが、ガッチリ鍋底に出来ちゃうってイヤですよね。

転ばぬ先の杖。土鍋にご飯がくっつく前に、予防と対策を知っておきましょう。
土鍋ご飯を楽しむヒントになれば嬉しいです♪

土鍋にご飯がくっつく大きな理由は2つ

1.火力が強すぎる

土鍋の熱の伝わり方はゆっくりなので、ついつい強火にしがち。ここね、ご飯がくっつく性格疑惑が出ちゃうとこ。マニュアルに忠実な頑固さんは気を付けてね。

土鍋は温まりにくいのですが、いったん温まると熱を逃がしにくいという性質があります。この特性があるから、土鍋で炊いたご飯は美味しく仕上がるんです。

火力が強すぎると、鍋の中が必要以上に高温になって、その状態が続くと、くっつきや焦げ付きの原因になってしまうんです。

ゆっくり土鍋ちゃんに付き合う、くらいの気持ちで、調理器具の個性を理解して調理しましょう。
レシピに強火と書かれていたら強めの中火にするとか、土鍋はワンランク火力を落とすっていうのを意識すると、成功の確率が高くなりますよ。

2.土鍋の保温性を考慮していない

炊飯器でご飯を炊くと蒸らしますよね。
土鍋でご飯を炊く時も蒸らしますが、土鍋の場合は保温特性を利用して、火は完全に消して余熱で蒸らします。

火を消しても土鍋には熱が残っている、っていうのを知っておかないと、“保温特性+加熱”となって“過熱”が余分に加わってしまうので、ご飯がくっついた・ご飯が焦げた、になっちゃいます。

土鍋は火を消して蒸らす、っていう文字が土鍋の蓋に見えるくらいにしっかり覚えておきましょう。

 

土鍋にご飯がくっつく前に予防しよう

土鍋

土鍋にご飯がくっつくというのは結果です。
結果が出る前にやっておくとナイス!なくっつく予防策を2つ紹介します。

そうそう、鍋の底にクッキングシートを敷くっていうのもイイみたいですよ。
このひと手間で鍋底ツルッツル!で炊き上がるとか。

ぜひ試してみてね。

【予防策1】土鍋を買ったら、まずは目止めをやっておこう

土鍋の素材は土です。いわゆる土物(つちもの)と呼ばれる部類ですね。
土物(つちもの)には無数の小さな穴がある、という特徴があります。

この小さな穴に汚れやニオイがしみ込んで、困ったことになったりするので、土鍋を使う前に、これらの小さな穴をふさぐ「目止め」という作業をやっておきましょう。

①ヒビや傷がないかをチェックして、水洗い後に乾かす
しっかり乾かすのがポイントなので、十分に時間をかけて乾かしてください。
②8分目くらいまで水を入れて食材を投入
目止めに使う食材としては、ご飯(お米)・小麦粉・片栗粉、などがあるのですが、おすすめはご飯。ご飯粒にはでんぷんがたっぷり含まれていて、しっかり土鍋の目をつなぎ止めてくれます。
お米のとぎ汁でもオッケーですよ。
③蓋をしないで1時間くらい過熱
吹きこぼれ防止のため、蓋をせず中火でゆっくり過熱。沸騰が始まったら、弱火で30分ていど過熱します。
④火を消して自然に冷やす
温度が下がり切ったところで、土鍋の中身を捨ててしっかり洗います。完全に乾いたら収納しておきましょう。

 

【予防策2】土鍋にくっつかないようにご飯を炊く

土鍋ではなくボウルでコメを研ぎます。
ボウルの中にザルを沈めて、ザルの中でお米を洗います。

研いだお米はいったんザルごと引き上げて水を切り、2合なら450~500ml、3合なら650~700ml、水を入れてお米を浸します。
翌朝炊くのでしたら、前日の夜から浸しておいてもオッケー。

お米の量と土鍋のサイズにもよりますが、吹きこぼれたりしないように、水は土鍋の容量の6~7部くらいまでにしてください。

①中火で加熱開始
ボウルの中身(お米+水)を土鍋に移して、蓋をして中火で過熱。
②沸騰したら弱火にする
沸騰したら弱火で15分炊きます。ここで火力を落とすのを忘れないでね。
弱火でも、土鍋の保温力でしっかり熱が伝わっているので大丈夫ですよ。
③15分経ったら水分量を確認
蓋を開けて水分量を確認します。
水分がなくなっていればオッケー。水分が残っている(ブクブク泡が出る)ようなら、弱火のまま1~2分間隔で確認しながら水気がなくなるのを待ちます。水気調整で土鍋内の温度が下がっているので、10秒ていど中火で過熱します。
パチパチいうくらい過熱するとおこげを作れます。慣れたら挑戦してみてね。
④火を消して10分蒸らす
ここは10分待つだけ。
しっかり蒸らしたいときは蓋の穴を箸でふさぎます。

水分量の調整で仕上がりが変わってくるので、お使いの土鍋の特性を見ながら、好みの風味のご飯を炊き上げてくださいね。

 

土鍋でご飯、は日本人の幸せ♪

土鍋 湯気

土鍋には遠赤外線効果というのがあって、食材を芯からじっくり過熱してくれるため、素材の個性が引き立ってよりおいしく味わえる、と言われています。

ご飯が美味しい秘密は遠赤外線、という訳なんです。

ご飯がくっつくともったいない、というのもあるので、まずは目止めをキッチリやって、時間と火力を管理して、美味しいご飯を味わってください。

美味しいお米を食べると、日本人に生まれて良かったァー、ってなりますよねー。

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